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ガラガラゴトゴトッ


古びた木製のドアを開けると明らかに濁点が入っている音を響かせた。



うちの高校の図書館は、教室とは真反対の角にあるためあまり人が寄り付かない。


まぁ、この年になると本を読まなくなるというのもあるけど。



私は中へ入ると黙って、奥の方へ突き進んだ。



入口にあるカウンターと並んでいる本棚の間に多くの大きいテーブルと椅子があるが、本棚を抜けた奥の方にカウンター席みたいな窓に面する席がいくつかあるのだ。





そこなら、絶対誰もこないし飲食してもバレないだろう。



まぁ、バレてもごまかすし、なんとかなるだろう。




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「ふぅー……。」