「あはは…。ちょっと昨日眠れなくて……。」
……唯川朱俐のせいでね。
「そうなの?だいじょーぶっ?」
と覗き込んできたのは、いつも違うグループで行動している茉織の小中の同級生の子。
今日はなぜか私たちと一緒に弁当を食べている。
名前は……、忘れた。ごめんね。
一応謝っておく。
「大丈夫だよ〜、なんか最近寒暖差がひどくて眠りが浅くなっちゃって……。」
とわざと明るくカラカラ笑いながらこぼした。
「そっか、そうだよね〜!お大事ね?」
と茉織の友だちはにっこり笑った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…