最近、凛の様子がおかしい
ご飯食べないのはよくあることで
そのたびに俺か春がフォローして
食べたいものを食べてるからいいんだけど
あれだけ好きだったお菓子やアイスも
口にしなくなった。
最初はダイエットしてるのかなと
思っていたけれど違うみたい
昨日、凛がほっぺを抑えてるのを見て
疑惑が確信に変わった
放置しておくのは良くない
だから凛と話そうと思ったんだけど
俺から逃げてるみたいで捕まらない
「凛〜」
自分の部屋にいるはずなんだけど
隠れるってことはそういうことね
「もう〜、」
凛の部屋に入って名前を呼ぶ
だけど、返事はもちろんない
迷いなくクローゼットを開ける
部屋の中にも布団にもいないから
ここしか隠れる場所はない
「あ、いた(笑)」
その行動が可愛すぎて笑ってしまう
俺は凛に視線を合わせて話しかけた
「凛」
凛「いない、」
「(笑)」
いやいや、いるだろ(笑)
「凛、俺に話すことあるだろ」
凛「ない、何もない」
「なら、どうしてご飯食べないの」
凛「お腹すいてない、」
「お腹空いてないんじゃなくて
痛くて食べれないんじゃないの」
凛「ちがう、」
「凛」
凛「違うっ、」
「怖いのか」
治療が。
もっと言えば、薬が。
凛「...」
ご飯食べないのはよくあることで
そのたびに俺か春がフォローして
食べたいものを食べてるからいいんだけど
あれだけ好きだったお菓子やアイスも
口にしなくなった。
最初はダイエットしてるのかなと
思っていたけれど違うみたい
昨日、凛がほっぺを抑えてるのを見て
疑惑が確信に変わった
放置しておくのは良くない
だから凛と話そうと思ったんだけど
俺から逃げてるみたいで捕まらない
「凛〜」
自分の部屋にいるはずなんだけど
隠れるってことはそういうことね
「もう〜、」
凛の部屋に入って名前を呼ぶ
だけど、返事はもちろんない
迷いなくクローゼットを開ける
部屋の中にも布団にもいないから
ここしか隠れる場所はない
「あ、いた(笑)」
その行動が可愛すぎて笑ってしまう
俺は凛に視線を合わせて話しかけた
「凛」
凛「いない、」
「(笑)」
いやいや、いるだろ(笑)
「凛、俺に話すことあるだろ」
凛「ない、何もない」
「なら、どうしてご飯食べないの」
凛「お腹すいてない、」
「お腹空いてないんじゃなくて
痛くて食べれないんじゃないの」
凛「ちがう、」
「凛」
凛「違うっ、」
「怖いのか」
治療が。
もっと言えば、薬が。
凛「...」