「よいしょ、」














京「凛、こっちきて」














そう言われて、














凛ちゃんはベッドの上に座った














京「凛」














京は凛ちゃんを強く抱きしめて














凛ちゃんの肩に頭をのせた














それに答えるように














凛ちゃんも京を抱きしめかえす













凛「京の体、すごく熱いね」















京「おれ、熱ない」














まだそんな事言ってる(笑)














「さて、点滴頑張ろうか」














京「や、やだっ(泣)」














「やだじゃなくて」














京「やりたくない、」














「また病院だよ?」














京「病院やだ、」














「なら、頑張ろう?」














京「やだ~、」














「はいはい、やるよ」














そう言って、京の腕を抑えながら














アルコールで消毒をする














京「やだ~」














凛「大丈夫」














そう言って京の頭をなでる














そうすると、京は暴れなくなった














「ちょっと、チクッとするよ」














凛「頑張ってるね」














「はい、おしまい」














京「っ、(泣)」














凛「もう大丈夫だよ」










 


「京、点滴抜いたら痛いから抜かないよ?」














いいね?としっかり言い聞かせる














「点滴抜いたらもう1回だからね?」














京「ん、」














なに、その不満そうな返事は(笑)














凛ちゃんは京の頭を優しくなでる














京「凛の手すき」














凛「ふふ、」














京「ん~っ、」














凛「寝ていいよ」














そう凛ちゃんが言うと














京はスーッと眠りについた