「叶兎ー!!!帰んぞー!何ぼーっとしてんだよー!!」
「ごめんごめん!今行く!!」
親友の雨音に呼ばれて急いで教室を出る。
今日は学校全体部活がない日で全学年下校時間が被る。
「お前さ〜?いつ彼女作んだよほんと」
からかうように雨音は聞いてくる。
「彼女って言っても好きな人がいないんだよ」
俺はめんどくさいながらもそう返した。
「〜♪…♪」
なんだろう。この音。
「〜…♪♪」
すごく綺麗だ。今まで聞いたことないくらい。
俺は音がする方に目を向けた。
その瞬間、
恋に落ちた。
屋上で真っ直ぐ楽器を構え同じ音を吹き続ける誰かわからない姿に一目惚れした。
「おーい?叶兎??どうしたんだよ」
雨音に呼ばれて現実にひきずりこまれた。
「あー、ごめん、何もないよ。帰ろう」
「おー、?何もないならいいけど、、それよりさ!帰り〜、〜〜…〜」
俺の頭にはもう何も入ってこなかった。
ただ楽器を吹くあの姿だけがずっと脳に住み着いていた。
「ごめんごめん!今行く!!」
親友の雨音に呼ばれて急いで教室を出る。
今日は学校全体部活がない日で全学年下校時間が被る。
「お前さ〜?いつ彼女作んだよほんと」
からかうように雨音は聞いてくる。
「彼女って言っても好きな人がいないんだよ」
俺はめんどくさいながらもそう返した。
「〜♪…♪」
なんだろう。この音。
「〜…♪♪」
すごく綺麗だ。今まで聞いたことないくらい。
俺は音がする方に目を向けた。
その瞬間、
恋に落ちた。
屋上で真っ直ぐ楽器を構え同じ音を吹き続ける誰かわからない姿に一目惚れした。
「おーい?叶兎??どうしたんだよ」
雨音に呼ばれて現実にひきずりこまれた。
「あー、ごめん、何もないよ。帰ろう」
「おー、?何もないならいいけど、、それよりさ!帰り〜、〜〜…〜」
俺の頭にはもう何も入ってこなかった。
ただ楽器を吹くあの姿だけがずっと脳に住み着いていた。