廉也さんの部屋に入ると、いきなり唇を塞がれた。

激しく熱烈なキス、強く吸われて呼吸が出来ない位に熱く、廉也さんの息は荒く、首筋や鎖骨辺りも強く吸われて、ドキドキが加速した。

抱き上げられてベッドルームへ運ばれた。

廉也さんはナイトテーブルの電話で横尾さんに食事は後でと指示をした。

私の上に覆いかぶさり至る所に触れる。

全身にキスの嵐を降らせ、もう我慢出来ずに声が漏れた。

廉也さんは何度も私の名前を呼んだ。

「みゆ、みゆ、愛してる」

私も廉也さんの名前を呼んだ。

「廉也さん、廉也さん、私も愛してます」

そして廉也さんが私の中に入ってきた。

「みゆ、最高だ」

「廉也さん、もっと、もっと」

私は恥ずかしい言葉を何度も、何度も叫んだ。

朝方目が覚めると、隣で廉也さんがすやすや寝ていた、でも私の腰にしっかり腕を回し、動けなかった。

「みゆ、おはよう」

「おはようございます、あのう、手を離して貰っていいですか」

廉也さんは更に私の腰を引き寄せた。