そのまま私を抱きかかえて、ベッドルームへ向かった。

社長は上衣を脱ぎ捨て、ネクタイを外し、ワイシャツを脱ぐと、鍛えられた筋肉が露わになり、もう、ドキドキが止まらなかった。

私の腕を掴み、頭の上でクロスして押さえつけられた。

キスの嵐が私の平常心を掻き乱す。

ブラウスのボタンを外し、私の上半身を起こす、ブラウスを剥ぎ取り、胸の膨らみが露わになると唇を思いっきり押し当てる。

「廉也さん!」

思わず社長の名前を口にしていた。

廉也の唇は下へ下へと移動する、思わず「あっあ」と声が漏れた。

「もう駄目」

私は最高潮に達した。

「みゆ、かわいい、最高だ」

廉也さんは私の頬を挟み、唇を重ねた。

そして廉也さんが私の中に入ってくるのを感じた。

「もう駄目」

「まだ、もうちょっと……いいよ、みゆ」

今度は二人で最高潮に達した。

しばらくして睡魔に襲われた。