その後、俺は『ブラック・カフェ』でルルシーと共にモーニングを堪能。
久し振りに、ルルシーと一緒にお食事とお喋りを楽しみましたよ。
素晴らしい時間でした。
で、ついでにお土産も買ってきました。
「はー。美味しかったですねー、ルルシー」
「あぁ…相変わらず全てが真っ黒だったな…」
「ルルシーは、どれが一番美味しかったですか?」
「そうだな…。クロワッサンサンドも美味かったけど…。デザートのヨーグルトが美味しかったな。あれで黒じゃなくてちゃんと白かったら、もっと美味しかったと思う」
「あ、あれはヨーグルトじゃないですよ」
「え?」
「シェルドニアジゴクヒグマの脳みそペーストに、シェルドニアシッコクダイワームを磨り潰して作ったソースをかけたものです」
「うぉぇぇぇ…」
うふふ。ルルシーったら素敵な反応。
期待通りで、とっても嬉しいですよ。
何なら、美味しいって言って食べてた、あのクロワッサンサンドも…「にゅふふ」な材料で作ってますし。
ルルシーにはまだちょっと刺激が強いので、また今度お話しましょうね。
「そ、そんなことより…」
気持ち悪いものを食べさせられたことを忘れようと、ルルシーは頭を振って話を切り替えた。
「今、もう結構良い時間なんだけど…。絶対、出勤時間過ぎてるよな…」
「そうですね」
時刻は、午前10時過ぎ。
いやぁ。重役出勤ですね。
「入社…いや、入団初日にこれは不味いだろ…さすがに…」
「そうですか?あんな奴ら、いつまででも待たせてやれば良いじゃないですか」
「これが普通の企業だったら、俺達初日でクビだな」
普通の企業だったら、ね。
普通じゃないですから。俺も、ルルシーも、帝国騎士団も。
「まぁまぁ、そんなことは気にせず」
「気にするだろ…」
「ゆる〜く行きましょうよ。ゆる〜く。肩の力を抜いて。ね?」
「お前はいつも、本当に力入ってる時あるのかってくらい肩の力抜きまくってるよな」
え?今何か言いました?
全然聞こえませんでしたねぇ。
「じゃ、食後のスムージーでも買って飲みながら、のんびり出社するとしましょうか〜」
「…自由だな…」
そりゃあ、勿論。
帝国騎士団の、お固い規則に縛られるなんて二度と御免ですからね。
久し振りに、ルルシーと一緒にお食事とお喋りを楽しみましたよ。
素晴らしい時間でした。
で、ついでにお土産も買ってきました。
「はー。美味しかったですねー、ルルシー」
「あぁ…相変わらず全てが真っ黒だったな…」
「ルルシーは、どれが一番美味しかったですか?」
「そうだな…。クロワッサンサンドも美味かったけど…。デザートのヨーグルトが美味しかったな。あれで黒じゃなくてちゃんと白かったら、もっと美味しかったと思う」
「あ、あれはヨーグルトじゃないですよ」
「え?」
「シェルドニアジゴクヒグマの脳みそペーストに、シェルドニアシッコクダイワームを磨り潰して作ったソースをかけたものです」
「うぉぇぇぇ…」
うふふ。ルルシーったら素敵な反応。
期待通りで、とっても嬉しいですよ。
何なら、美味しいって言って食べてた、あのクロワッサンサンドも…「にゅふふ」な材料で作ってますし。
ルルシーにはまだちょっと刺激が強いので、また今度お話しましょうね。
「そ、そんなことより…」
気持ち悪いものを食べさせられたことを忘れようと、ルルシーは頭を振って話を切り替えた。
「今、もう結構良い時間なんだけど…。絶対、出勤時間過ぎてるよな…」
「そうですね」
時刻は、午前10時過ぎ。
いやぁ。重役出勤ですね。
「入社…いや、入団初日にこれは不味いだろ…さすがに…」
「そうですか?あんな奴ら、いつまででも待たせてやれば良いじゃないですか」
「これが普通の企業だったら、俺達初日でクビだな」
普通の企業だったら、ね。
普通じゃないですから。俺も、ルルシーも、帝国騎士団も。
「まぁまぁ、そんなことは気にせず」
「気にするだろ…」
「ゆる〜く行きましょうよ。ゆる〜く。肩の力を抜いて。ね?」
「お前はいつも、本当に力入ってる時あるのかってくらい肩の力抜きまくってるよな」
え?今何か言いました?
全然聞こえませんでしたねぇ。
「じゃ、食後のスムージーでも買って飲みながら、のんびり出社するとしましょうか〜」
「…自由だな…」
そりゃあ、勿論。
帝国騎士団の、お固い規則に縛られるなんて二度と御免ですからね。


