+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.+.。.:*
王子様に助けられた少女は、家族と共に、町を出ることになりました。
「私達は、町でも大丈夫です…」
「いえ、心配ですので。
もうここに住まわせることはできません」
困惑する家族にも頑なに引越しの話を進め、
住まいも引越し作業も全て手配すると言った王子様。
戸惑いながらも承諾した家族に、王子様は少女を見て微笑みました。
「もうこれで、大丈夫。俺が必ずお前を守るから」
その微笑みの優しさに少女は頬を赤らめます。
この王子様、無茶苦茶だと思っていたけど、良い人なのかもしれない…。
少女は、硬い表情で、微笑み返しました。
大好きだった町の人たちから、酷い扱いを受け、
傷ついてしまった心に、王子様の親切はとても温かく真っ直ぐ届いていたのです。
王子様に助けられた少女は、家族と共に、町を出ることになりました。
「私達は、町でも大丈夫です…」
「いえ、心配ですので。
もうここに住まわせることはできません」
困惑する家族にも頑なに引越しの話を進め、
住まいも引越し作業も全て手配すると言った王子様。
戸惑いながらも承諾した家族に、王子様は少女を見て微笑みました。
「もうこれで、大丈夫。俺が必ずお前を守るから」
その微笑みの優しさに少女は頬を赤らめます。
この王子様、無茶苦茶だと思っていたけど、良い人なのかもしれない…。
少女は、硬い表情で、微笑み返しました。
大好きだった町の人たちから、酷い扱いを受け、
傷ついてしまった心に、王子様の親切はとても温かく真っ直ぐ届いていたのです。