恋愛なんてもう……うんざり。

好きな人に裏切られたあの日から、男の子が怖いと感じるようになった。

誰も、あの頃の盲目だった私を知らない場所にいく。

そう思ってたくさん努力して、有名なお金持ち学校に特待生として入学することができた。

けれど……私はその時、まだ知らなかった。

傷付いたこの心を溶かしてくれる、危険だけれど、とても甘い……


そんな彼との出会いの運命があることに──