「お茶ですが、どうぞ」

とりあえず、居間のテーブルを囲む椅子に座ってもらって熱々のお茶をだす。

「ありがとうございます~♪」

「あら、悪いわね」

「…いただきます…」

三姉妹からお礼を言われた後、テーブルの真ん中にお茶菓子が入った和皿を置き、自分もお茶を持って席に着く。

「ズズ……ふぅ……。で、本題ですが、何故ウチにいらっしゃったんですか?」

俺はお茶を一口飲み、一息ついてから話題を切り出した。