「にぃさま………よろしくね……」

流月ちゃんはペコッと頭を下げる。

流月ちゃんは流月ちゃんのままで良さそうだな。

にぃさまってのは未だ慣れないが……まぁいい。

こうして、俺の家に三つの‘月’がやってきた。