「良かったぁ…にぃさま生きてて…」

流月ちゃん……何気に怖い事言わないで…。



…………あれ?



「……にぃさまって……?」

まさか…。

「あら、同じ家に住むんでしょう?という事は家族同然♪私達は、今日からあなたの義理の姉妹よ♪」

千月さんが陽気に話す。

…やっぱり……てゆーか、そーゆーのって、戸籍とか色々と変えなきゃいけないんじゃないの?

「私達の事なら全部お父様がしてくれたそうよ」

俺の気持ちを察してか、南月…さんは言った。