「何が?」
「いや、俺も上手く言えないけどなんかその雰囲気が一瞬大人っぽいていうか、あれ?お前こんな綺麗だったっけ?って錯覚するってゆーか。まじまじ見たら普通に戻るんだけどな。」
「誉めてる?それ。」
「わからん。てか今日ミッチーの家に行こうかな。家知らんからお前も来てよ。」
「ヤる為だけの目的なら良太のプライベート、全世界に発信するけどいい?」
「馬鹿かお前。加藤と一緒にすんなよ。」
馬鹿の加藤のツイートのせいで私との行為を知っている良太。
流石に軽率過ぎた加藤の発言に、同級生からは私に同情の目が向けられていたらしい。
別にメンタルは強くない。
裏で私のことを可哀想とか声をかけたらヤれると思われたら嫌だなとか、余計な心配して数キロ痩せた。
そして今も
鳴らない着信を待ち続けてまた少し痩せる。
まーちゃん、痩せたって気付くかな?
ねぇ、まーちゃん。
また可愛くなったって
私のこと抱き締めてくれる?
なんてね。