「昔の私を知ってるの?」


「まぁな。話したことはないっちゃないけどあるっちゃあるな。」


「………?」


「あん時は子供だったけど…女の成長ってわからんな。」







勝手に自己解決みたいな話しをされて、なんだか物足りない内容。

緊張して冷たくなってしまった私の手が少しずつ、一緒に寝ているまーちゃんの体温でポカポカしていく。






「ユキは良い女になると思うけど、でもあんまり変な男に引っかかるなよ。」


「変な男ってまーちゃん?」


「ハハッ確かに。スゲー年の離れた身内とベッドで横になって発情しちゃう男とは絶対付き合うなよ?」


「…発情?」








「…まぁな。ロリコンじゃない筈なんだけどな。てかあんまり言うな。反応しちゃうから。」