「大丈夫です」
そう言ってベッドに上がり、上着を脱ぐ。
緊張から指先が震えてうまくいかなくて時間がかかった。
その間にもクッションが頭上を飛んでいき、壁に描けられている絵画がガタガタと揺れた。
「なにしてるんだ! こんなところにいられるわけがないだろ!」
大翔は必死で美加を部屋の外へ連れ出そうとするけれど、美加は動かなかった。
自分からデートにさそって、ホテルにもさそった。
ここまでできるなんて正直思っていなかった。
このチャンスを逃したくなかったし、いざ行為をはじめれば能力も落ち着くかもしれないと思った。
そう言ってベッドに上がり、上着を脱ぐ。
緊張から指先が震えてうまくいかなくて時間がかかった。
その間にもクッションが頭上を飛んでいき、壁に描けられている絵画がガタガタと揺れた。
「なにしてるんだ! こんなところにいられるわけがないだろ!」
大翔は必死で美加を部屋の外へ連れ出そうとするけれど、美加は動かなかった。
自分からデートにさそって、ホテルにもさそった。
ここまでできるなんて正直思っていなかった。
このチャンスを逃したくなかったし、いざ行為をはじめれば能力も落ち着くかもしれないと思った。