と、頑なになっている。
ようやく到着したエレベーターに乗り込んで医務室のある階で下りる。
そこにも当然社員たちの姿があり、何事かと視線を向けられてしまった。
美加は終始うつむいたままで、できるだけ周りを見ないようにした。
「すみません足を怪我して……」
そう言いながら足で器用に医務室のドアを開けた大翔だったが、中に誰もいないことに気がついて言葉を切った。
どうやら医務員さんはでかけているみたいだ。
「困ったな。誰もいないのか」
美加を真っ白なベッドに座らせて大翔が頭をかく。
ようやく到着したエレベーターに乗り込んで医務室のある階で下りる。
そこにも当然社員たちの姿があり、何事かと視線を向けられてしまった。
美加は終始うつむいたままで、できるだけ周りを見ないようにした。
「すみません足を怪我して……」
そう言いながら足で器用に医務室のドアを開けた大翔だったが、中に誰もいないことに気がついて言葉を切った。
どうやら医務員さんはでかけているみたいだ。
「困ったな。誰もいないのか」
美加を真っ白なベッドに座らせて大翔が頭をかく。