「大丈夫、手嶋ちゃん?」
「…は、はい、何とか……」
高スピードで坂道を下って終わりって思ったのに、田中先輩のスピードは緩む事なくそのままのスピードで走り続けた。
景色綺麗だった?ってもし聞かれても、早くて見られなかったし、何より目を閉じてたから真っ暗でした。
「ごめんね、手嶋ちゃんいるの忘れてた」
「えっ?わ、忘れた?」
それって、えっ!!!?
「うん、忘れた」
「…あはは」
田中先輩の答えにただ、苦笑いする事しか出来なかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…