目の前には、私とは真逆と言っていいほどの派手な女の人達。


「あの...私に何か用ですか?」



「はぁ?知らばくれる気?」


いや、いや...。
そう言われたって身の覚え無いものだから。


でも、私の一声で彼女達を怒らせらるなんて思いもしなかった。





「はぁ?すげームカつくんだけど!!」






そう言いながら手を振り上げる一人の女の人。






バチーンっ!!






「っ!!」




なんで、頬叩かれなきゃ駄目なの!!



叩いた目の前の人をジロっと睨み手を振りあげた。



やられたらやり返す!!





これが、私のやり方。