「ごめんね、余りにも起きないからほっぺた抓ってみた」





「……えっ!!?」






目の前にドアップで現れる田中先輩。もしかしてだけど…さっきの夢!!?


てか…



「私、寝てたんですか?」


「うん、ヨダレ垂らして寝てた」

「えっ!?」


そう言いながら口を触るも濡れていなかった。






「ご、ごめん、冗談だよ」







そう言いながら笑い出す田中先輩。


えっ!?嘘なの!!?



てか、田中先輩もこうやって笑うんだ。