「どちら様ですか?」
目の前の人に目も合わせず、言葉を発した。
「酷いなぁ~。昨日いっ「あーーーー!聞こえません!!!」」
「「……」」
急に叫び出す私に驚いた紗良と隣に居た鳥海先輩は、ポカーンとして私を見ていた。
「どなたか存じませんが人違いですっ!」
そう一言言い放ち私は、席から立ち上がった!
「しょ、翔ちゃん…どこに行くの!?」
チラッと紗良の呼び声に振り向き…
「トイレッ!」
普通なら恥ずかしがって言うセリフだと思うけど今はその恥ずかしさより何よりイライラが収まらない。
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