「翔ちゃん…」
「何??」
「凄く、機嫌悪いよね?」
「別に…」
「……」
機嫌悪いですよ、本当に!!!
昨日……
「ムカつくーーーー!!!」
勢い良く席から立ち上がると隣に居た紗良が目を丸くして驚いていた。
「しょ、翔ちゃんが壊れた…」
昨日、あの後…
「ケーキ美味しいね!」
「……」
そう言いながら笑う新堂先輩。
今…………
バチーーン!!
私の右手が新堂先輩の頬にクリーンヒットした。
「…っ!」
そのまま何も言わずにその場から立ち去った。
その後の出来事なんて覚えてない。
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