「お、おっと…」


力一杯押したせいか金髪の人の手がやっと離れた。




「いい加減にして下さい!」



そう、金髪の人に大声をあげながらその場から立ち去った。



な、な、なんなの!?

顔も知らない人に抱き締めらた。

しかも、きっと初めてだと思う。

異性の人に抱き締められるの。



急な事で頭が混乱してしまう。













もう、なんなのよーーー!!!









心でそう叫びながら教室を目指した。