年が明け、夏鈴と由衣は本格的に就活を開始した。

「今日の面接落ちた感じしかしなかったよ。」
由衣が落ち込む。

「こんな大手で最終面接まで残ったのが凄いよ。まだわかんないじゃん。自信もって。」
夏鈴は励ました。

「夏鈴、明日第1希望の最終面接でしょ。頑張って。」

「ありがとう。今から緊張するわ。」

「緊張やばいよね。私も今日手が震えたわ。
早く就職決めて遊びたいよ。夏鈴、就活終わったら、2人で美味しいもの食べに行こうよ。」

「いいね。行こう。それを楽しみに私頑張るわ。」