｢今日が終わってほしくないわ。楽しすぎる。そういやさ、陸斗は年末年始どうすんの？｣

｢ほとんどバイト。｣

｢年越しは2人でコンビニいるんでしょ？｣
由衣が言う。

｢そうだよ。年末年始は手当がついて、時給あがるからね。稼がないと。｣
夏鈴はドヤ顔で言う。

｢俺は年越しは家で2人でゆっくりしてもよかったんだけどなー、、、。店長に夏鈴が頼まれて、もちろんokしたから、俺も一緒に入ることになったんだよ。店長、人見て頼んでるわ。俺に聞いたら、渋ったもんな笑。年末年始ってシフト入れる人少ないから、夏鈴みたいな人間は貴重なわけさ。｣

｢でも陸斗もなんやかんや、働くんだろ？｣

｢夏鈴めっちゃ働いてんのに、俺家で寝てるのもなー笑。お金は欲しいし。｣

｢たしかにな。俺も陸斗の立場なら働いてるわ。｣
翔太は頷いた。