「陸斗、彼女できたんだって!めっちゃかっこよく連れ去ったってバスケサークルの奴らが言ってたぞ。」

陸斗は同じ学部のメンバー達に声かけられる。

「まじでやめろよ。恥ずかしいから。」

「きっかけなんなんだよ。」

「バイト先が一緒だった。」

「頑張る彼女に惚れたのか。」

「もういいって。」
陸斗は照れる。

「いつもクールな陸斗を茶化すのは最高に楽しいな。」

「わかるわー!!俺なんて彼女に告白チキってんのとか言われたんだぜ。だからたっぷりお返ししてやらねーと。」

「でも、翔太はチキりそうだわ。まだ彼女に手を出してないだろ。」

「うるさいなー。大切にしてんの!
それより今日は陸斗の話だろ。」

その後もみんなに追求されて、陸斗はたじたじになる。
みんなはそんな陸斗をみて、爆笑した。

「陸斗と翔太また飲みに行こうぜ。」

「そうだな!またなー!」