「よくきたねえ。」
「おばあちゃん久しぶり」
あれから、数分車に揺られ着いたときに一番に出迎えてくれたのはおばあちゃんだった。今年で八十歳になるのに顔のシワも少なく、まだまだ元気なおばあちゃんを見て少し安心させられた。
「荷物重いやろ。少し手伝うよ」
「あっいいよ。いいよ。」
いくら元気だからといい、手伝ってもらうのは少し気が引けた。