風間「もー美奈ちゃん、硬くなりすぎ。ほら、こっちきて!」

会長に手招きされ、前に進む。


美奈「時間はそんなにないので、さっそくお願いします。」

私がそう言うと

風間「…そうだね。」

急に会長は真面目な顔をした。


風間「それじゃあ…」



風間「…少し、昔話をしようか。」



少し暗めのトーンで放たれた言葉は、

2人だけの屋上に消えていった。