ガラッ__

美奈・相沢 「!!!」


風間「失礼しまーーす♪」


入ってきたのは、生徒会の風間先輩だった。


てか、

び、びっくりした…


相沢「……」


風間「…あれ?もしかして、入っちゃまずかった?」


美奈「いえ!そんなことは…」


慌てて弁解する。


チラリと相沢くんを見ると、
ものすごく不機嫌そうな顔で風間先輩を睨んでいる。


______"俺は、お前の…こと、見た目で判断したりなんかしない。"



カァァッ___


思い出すと顔から火が出そうなくらい熱くなった。

それは相沢くんも同じようで
いつものポーカーフェイスが
ほんのり赤く染まっている。

風間「…」


そんな私たちを無言で見つめる風間先輩。

その空気に耐えられなくなった私は、

美奈「あ、あの!風間先輩、どうされたんですか?」


思わずそう尋ねた。


すると、


風間「もー、美奈ちゃんたら!忘れちゃった?約束♪」


約束…



あ…

___"明日の昼休み、屋上で、ね"



あ!!!


美奈「す、すいません!!あの、私っ、」

風間「いや、いいよ♪なんか美奈ちゃん、体調良くないみたいだし。また明日ってことで、ね♪」


パチンッ


風間先輩は、
星の飛んできそうなウィンクをすると、

優しく微笑んだ。