それから数分後…

彩香「美奈。とりあえずまず、先輩の謎を解こう。」

何か意味ありげな顔でそう言った。


美奈「うん。そうだね。」


彩香「相沢くんに関しては、被害があるわじゃないからほっといて良し!いい?」


美奈「うん。べつにそれでいい。」


彩香の言う通り、相沢くんは特に関係ない。


彩香「ちなみにさ…美奈って恋とかしたことある?」


美奈「それ私に聞く?」

恋なんてしたことない。
憧れがないわけではないが
自分に自信もないし、
そもそも好きな人が現れたことがない。

彩香「だよね…」


美奈「でもなんで?」


なんでそんなこといきなり聞くのだろう。


彩香「いや、深い意味ないから気にしないで。」

美奈「…わかった。」



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__________…



その後、先輩の謎を解くための会議を続行した結果、


彩香「とりあえず、次に先輩がどう出るか様子を見よう。もしかしたらもう関わってこない、ってこともあるしね。」


という意見でまとまった。


彩香と話したことで
頭の整理できたし、すこしスッキリもした。

美奈「本当にありがとう。」

やっぱり持つべきものは親友だ。


彩香「いえいえ。困った時はいつでも頼ってね!」

明日からまた、頑張れそう。