先輩と遊園地へ行ってから1週間が経った。
観覧車に乗ったあと、
夕食を食べてそのまま先輩に家で送ってもらい、
無事に初デートは終了。
初めてにしては頑張ったと思う。
彩香「…。」
美奈「あ、新作のプリンアラモード出てるよ。」
彩香「…ねぇ。」
美奈「ん?」
デートが終わり、
彩香からしきりに報告を頼まれていたが、
なかなか時間が取れず、
ようやく今日、ゆっくり話す時間が取れた。
そこで、私と彩香はいつものカフェに来たのだった。
彩香「どうだったのよ。山神帝とのデート。」
美奈「どうって…。認めたくないけど楽しかった。」
うん。ホント認めたくないけど。
彩香「楽しかったって。それだけ?」
美奈「どういうこと?」
彩香「だって先輩は、美奈のことを好きだった人に重ねてるわけでしょ?」
美奈「うん。」
彩香「なんか…変なことされなかった?大丈夫?」
美奈「大丈夫だよ。何も――…」
―――"もう無理。限界。
ギュッ…"
美奈「ッ――」
彩香「…美奈?」
思い出したくないことを思い出してしまった…
美奈「…何もなかったよ。心配してくれてありがとう。」
彩香「前科があるからね…山神帝には。美奈は私が守るんだから!」
美奈「ははは…ありがとう。彩香のおかげで、恥をかくことなく人生初のデート、やりきれたよ。」
彩香「私はなんにもしてないよ!美奈が頑張ったからこその結果だよ。」
美奈「…ほんとにありがとう。」
観覧車に乗ったあと、
夕食を食べてそのまま先輩に家で送ってもらい、
無事に初デートは終了。
初めてにしては頑張ったと思う。
彩香「…。」
美奈「あ、新作のプリンアラモード出てるよ。」
彩香「…ねぇ。」
美奈「ん?」
デートが終わり、
彩香からしきりに報告を頼まれていたが、
なかなか時間が取れず、
ようやく今日、ゆっくり話す時間が取れた。
そこで、私と彩香はいつものカフェに来たのだった。
彩香「どうだったのよ。山神帝とのデート。」
美奈「どうって…。認めたくないけど楽しかった。」
うん。ホント認めたくないけど。
彩香「楽しかったって。それだけ?」
美奈「どういうこと?」
彩香「だって先輩は、美奈のことを好きだった人に重ねてるわけでしょ?」
美奈「うん。」
彩香「なんか…変なことされなかった?大丈夫?」
美奈「大丈夫だよ。何も――…」
―――"もう無理。限界。
ギュッ…"
美奈「ッ――」
彩香「…美奈?」
思い出したくないことを思い出してしまった…
美奈「…何もなかったよ。心配してくれてありがとう。」
彩香「前科があるからね…山神帝には。美奈は私が守るんだから!」
美奈「ははは…ありがとう。彩香のおかげで、恥をかくことなく人生初のデート、やりきれたよ。」
彩香「私はなんにもしてないよ!美奈が頑張ったからこその結果だよ。」
美奈「…ほんとにありがとう。」