「姫様…姫様っ!」 
幸せな声で私は目覚めた。
「姫様ってやつが今を何時だと思っているのですか?!
 まったく…マリア様は…。」

私の名前はマリア・イリュシア!
イリュシア国のプリンセスやってます!
「姫様っなにボーっとしてるんですか?!学校行きますよっ!!」
朝っぱらから声を荒げてるのは執事のレユ。
実は私…レユのことが好きなの…。

今は私のこと手のかかる子供としか見てたいだろうけど、絶対振り向かせてやるんだからっ!