そうこうしていると、午後の授業の予鈴が鳴り、俺は重い体を上げた。


……ダルい。

タバコ吸いてー。


この憂鬱感を少しでも晴らすために、何処かで一服するか。


けど、この前あの小煩い女に見つかったばかりだし、またバレると後が面倒くさそう。

生徒会副会長だからなのか知らねーけど、毎度しつこい程俺に絡んでくるのは、この学校に置いてもあいつぐらいだ。