「いけない!もう約束の時間!!」

ベッドに寝転んでいた私は時計を見て飛び起き、洋服棚から新品のブラウスとスカートを取り出し、ササッと着替えた。

次いつ綾川に会っても恥ずかしくないようにと買った服だけど、他の人相手だろうと大して変わりはない。

バッグを引っ掴んで、慌てて暴れながら家を出た。