こ、このシチュエーションは、、、

まさか、、、!

「絶対幸せにするから、俺と結婚してくれ!」

綾川はカップアイスを私に差し出して、そう叫んだ。

「け、結婚?!?!」

いくらなんでも気が早すぎるだろと心の中でツッコむ。

しかもカップアイス、、、。

一体どこから持ってきたのだろう。

「そうだ。俺たち両思いだし、結婚出来る年齢だし、、、」

「いやいやいや、私学生ですけど!?」

右手をブンブン振り、この常識のない男を凝視する。

いくら何でも極端すぎる。