「おばあちゃん！遊びに来たよ！」

元気に話しかけてみたけどおばあちゃんの返事は、返ってこなかった。

顔をのぞいてみたら昔のおばあちゃんみたいに

「よぉ〜く来たなぁ〜」

って言ってくれてるみたいだった。

『おばあちゃん…』

なんか今までのことがいっきに胸の中に飛び込んできたみたいにギュッと苦しくなって涙がでそうになったけど

今度いつ会えるか分からないから笑顔でいようと決めた。

「おばあちゃん。友達がここまで連れてきてくれたんだよ！」


「おばあちゃん。ビックリすると思うけど
友達って男の子なんだぁ(笑)
一番一緒にいると落ち着くんだぁ。。
怒らないでね(笑)」

いろんな話を一人で話した。
おばあちゃんの返事は、なかったけどおばあちゃんの声が聞こえてきそうだった。
でも胸の苦しさが増してきてやっぱり涙が出てきてしまった。