私の親が11年前に事故死してしまった。




不運なことに一人だけこの世の取り残されてしまった5歳の私。




物心がついてくる頃に両親を亡くしたことは私にとってとてもショックなことだった




あまり親しい親戚もいるわけではなく行く宛もなく私はひとり取り残されていた




当時は5歳だった私。何もすることが無くなってしまった私はただひたすら勉強をしていた




別に勉強が好きだったわけではない。ただこれから一人で行くためには必要だったことなのだ。




案外物を覚えるのが早かった私、飛び級制度を使い8歳のときに日本の高校を卒業、そして10歳になる頃には海外の大学を飛び級で卒業していた。




大学を卒業したはいいものの、両親が死んだときに手に入れた保険金もこのときにはすべて使い果たしていた。




こんな10歳の私を働かせてくれるところはなく途方に暮れていたとき、、、