「やっと似てきたなぁ。」
「綺麗だよ。ひとみ。」

そう言ってこの人は私に唇を押し付けてくる。
おでこ、首筋、下腹部、太もも、

「はぁっ、、ふっっ、あぁぁ、」

私の口からは強制的に声が漏れる。
感じたくないのに嫌でも感じてしまう。
そして私はこの人との距離がゼロになる。

「綺麗だ。綺麗だ。綺麗だ。」
「好きだよ、ひとみ。」
「お前俺のだ。絶対誰にも渡さない。」

私の身体に触れるその手が気持ち悪い。
お願い、私に触らないでよ。
感情がないはずなのに私の目からは涙が零れる。
もう何度もしている行為のはずなのに。

やっぱり苦しいよ、、、。