とりあえず子猫を家に置いてこよう、 私はそそくさとその場を離れて家に帰った。 「不良みたいだったけど…」 でも怪我してるのがどうしても気になって、 家から救急セットを持ってくることにした。 (まだいる…) 一度家に帰ったし少しくらい体勢が変わってても良いはずなのに、辛そうに横たわってるのは変わってないみたい、 「あの、大丈夫ですか?」 少し揺さぶってみるとわずかに目が開いた 「…さっきの天使、?」