「行くぞ」
 と、まこと。
 「ああ」
 と、梅。
 まことは梅に向かって猛ダッシュした。そうして、梅につきをいれた。梅は軽く紙一重でよけた。まことはつきをいれつづける。梅はよけつづける。梅はまことのすきを狙い、まことの腹部に手をパーにして、当てた。まことは後ろへ吹っ飛ばされた。まことはくるっと空中ででんぐり返しして、着地。
 まことは立ち上がった。
 「お前もオーラの使い手か」
 と、まこと。
 「なるほど、私のつきをかわしつづけ、すきを見て、掌底を打ち込んだってわけか」
 まことはつづける。
 「だったら、すきをつくらねえ」
 と、まことは強くいった。
 まことはかまえた。
 「うをー」
 と、まことは叫んだ。すると、まことの周りを旋風がまいた。
 「なんだ」
 と、梅。
 まことの周りを旋風が旋回する。
 「うをー」
 と、まこと。
 梅はスマホを取った。そうしてまことに向ける。スマホにまことが写る。
 「ブレス能力があがっていく」
 と、梅。
 「うをー」
 と、まこと。
 「ブレス能力409、こいつ、ブレス能力をコントロールしている」
 と、梅はいった。
 「行くぜ」
 と、まことはいうと、消えた。
 「消えた」
 と、アルフレッド。
 と、まことは梅の目の前ちょっと上方に現れた。つきをかまえていた。まことは、梅につきを入れた。梅は紙一重でよけた。まことは着地すると、梅につきをいれまくった。
 「うをー」
 と、まこと。
 梅はよける。
 「もらったあ」
 と、まことは叫んだ。まことは思い切りつきを梅に入れた。
 梅はまことのつきを片手で受け止めた。
 「な」
 梅はもう片方の手をパーにし、まことのおなかに当てた。まことは後ろへふっとばされた。
 「うわあ」
 まことは空中ででんぐり返しして着地。