「ねぇ…、柚燈がいなくなったのは……、柚燈が目が見えなくなったせい、なの……?」






「……っ!!」

「……っ!は…、」




私が言葉を放った瞬間、私たちの席の空気が凍りついた。



2人の驚いた視線でヒリヒリと低温やけどをしそうだし、他のお客さんにも感づかれそうなほど私たちの周りを冷たいものが駆け抜ける。