こんな、のんびりした穏やかな雰囲気が漂っているのが私たち4人だった。




逆に、だから、上京して大学生になってもずっと一緒にいられたのかもしれない。






そんな中でも、柚燈とは1番仲が良かった。




一番最初に出会ったのがいつだったかなんてわかんない。



もう、物心がついたときにはいつも隣にいた。


もちろん、光杞と桜也も。




ただ、わかるのは柚燈といるときが一番安心するってこと。




ミステリアスでクールな割にすごく優しくて
の隣に居るとすごく温かい。




それが、私がずっと彼に抱いていた印象。