椛side
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「遅れてごめんなさいっ…叶葉さん!」
あのあと。
慌てて坂を駆け上り、今までで1番なくらい全速力で走った。
……はぁ。めっちゃ、疲れた。
「そんな慌てなくても大丈夫よ。私も少し1人で練りたかったところがあったから丁度良かったわ。」
優しく笑ったこの美人な女性は夜宮叶葉さん、年は私の5つ上の30歳。
葉宮夜叶として活動する、ポップな世界観が特徴な中高生に人気な超話題小説家さんだ。
私は、彼女の小説の編集を担当している。
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