「……時間大丈夫なの?わざわざこんなとこまで目的もなく来ないでしょ?」 柚燈は、いつまでも冷静で私のことを心配して くれる。 それと同時にハッとする。 やばっ、そうだ!! ここには、時間つぶしのために来てたんだった。 慌てて時計を見る。