「はっ……!!」 布団を飛ばすほどバッと飛び上がった。 でも……… 目を開けて広がっていたのは、見慣れた私の部屋だった。 __つまりいつも通り 何も変わらないいつもの朝だ。 「はぁ……。夢、か。」 私は投げやりに呟いた。 彼のことを思い出してしまい、胸がじくじく傷んでくる。