「……そっか…。」

俺の言葉に消え入りそうな返事が聞こえた。
その声はとても悲しそうだった。






…、俺は…、なんて答えるのが正解だった……?





誰でもいい、誰か教えてくれ。 





それか………、




雪の魔法で俺の存在を消してくれ。





多分降っているであろう雪に対して心の底から強く願った。
 



…意味もないのに。