「…やだって何が?」
「触るな、近寄るな、こっち見るなぁぁぁ!」
―ダァァァァァァッシュ!
「はぁっ、はぁっ…」
逃げたゼ
グッジョブ♪
って、な~んにもグッジョブじゃない…
あんなヤツが、
入学式からいたなんて…
名前を見ても
わからなかった。
ココは…?
あ、
屋上か。
「疲れたぁ~…」
「…お、紅じゃん」
ん?
優史はっけ~ん!
私はすぐにかけ寄って、アイツのことを話す。
すると、
やはり優史も同じ反応だった。
「…っだったの!」
「え゛…、気持ちわりぃ~…」
「だよねぇ~」
このとき、
心のどこかで…隼人を見下していた。
((言葉もでしょ!
どこかで…。