「わっ、私は…星川紅っ!貴方はっ?」



…デカ…

変に大きい声を出してしまった。






今は、

廊下に出て


中庭を覗ける窓にもたれていた。



「知ってるよ…、クラスメートだよ?」


「あっ、ごめん」


「いーって、いーって…

俺は“小川”っ!」



「え…、小川?名前は?」






「おっ、名前知りたいってことは…

名前で呼ぶってこと?」




///私はその瞬間、

ボォッと顔が赤くなった。



こんな青春時代、

二度とあるものか!



しかし、この小川って人は…ハメやがった。

恥ずかしすぎるーーーーっ…。



「えっ、と…///その…」


「じゃぁ…、特別に教えてあげる♪」


「ありがとぅっ!」



成功。

私は、この人となら…


恋愛感情なく、友情を育めると思った。



小川…、小川…、小川…?!?!?!


あ…

あ、ああ…





「俺の名前は、隼人。

小川隼人(オガワ ハヤト)」







…は、やと

って…


小学生時代…、超、超、超


『デブ』だった…




小川隼人ぉぉぉぉぉっ?!






クラッ

私は気絶してしまうくらい、

ビックリしてしまった。


この、体系の変わりようは…