「んっ…んぅ…ぁ…」


「ばいばい」



…優史

貴方とはもう、縁を切る。


でも、


教会に連れて来られたせいで、

遅刻だね。


これも、優史のせいだよ?






こんな別れ方…    したくなかったな。





―バタンッ





「ぅあああん…ぅっく…ひっ…ぅぅ」



自然に涙が溢れ出す。

ポロッと零れ落ちる、1つ1つの雫には


さよならの意味もあったよ。



ずっと、

死ぬまで


仲良くしたかったね。

















それからドレスを綺麗にしまい、

優史の家へ届けた。


―ピーンポーン