この歳で、
熱い告白された私は
“うん”としか答えようがなかった。
「うんっ、好きだよ!」
「そっか~、じゃあ…」
「ん?何?」
チュッ
…///ぼぉぉっと顔が熱くなる。
私のファーストキスは
優史とだった。
「ゆ、優史クンっ?!」
「Kiss くらい、いいよね?」
…
「うん」
「じゃあ、して?」
コクっと頷き、
私からKiss をした。
++++++ ++++++
これが10年前のこと。
優史は、
忘れているだろう。
“結婚しよう”と言ったこと。
…でも、
忘れてなくて
連れて来たのかな?
本当は
忘れてたのかなぁ。
急に不安な顔になる。
…好きなワケでもないのに、馬鹿ね。